2013年1月25日金曜日

アダムの子どもたち

生まれたばかりの赤ちゃんは、誰かがつきっきりでないと生きていられません。
大人になってからだって、虫歯ひとつだって歯医者さんがいなければ治せません。
ある試算によると、人は成人するまでには、約200万人もの人のお世話になっているそうです。
食べ物だけでも、田んぼや畑を耕すひと、肥料を作るひと、運ぶひと、
売るひと、そして調理するひと・・・・・・。
料理を口にするまでに数え切れないほどにひとの力が加わっています。
その人数を全部足していくと、200万人にもなるのだとか。
その誰が欠けても、今の自分の生活はできないのです。
生きている以上、僕らはつながりのなかで生かされているのです。